こんにちは!サラリーマンゴルファーのTacooです。初心者ゴルファーの方はあまりなじみがないかもしれませんが、表示ロフトとリアルロフトの違いについて書いていきたいと思います!

ドライバーは表示通りのロフト角でないことも多いのです!
ドライバーの表示ロフトの嘘
ゴルフをしたことがあることならだれでも知っているかと思いますが、そもそもドライバーのロフトとはどこの角度のことを言っているのかと言いますと、以下の画像のような角度のことを言っています。
(ゴルフダイジェストより引用)
この角度が10.5°などと、ドライバーのクラウン根本付近に書かれています!それはドライバーを手にしたことある人ならだれでも知っていますね!
ですが、この表記嘘をついている場合があります!
どういうことかというと、上の画像で示した角度が実は表示通りの角度でないことがあるということです。それは製品の誤差や偶然によるものではなくメーカーが意図的に行っています。
おい!どういうことだ!嘘ついてひどいじゃないか!と思ってしまいますが、これはある意味仕方ないところがあるんですね!
ドライバーの選定基準!プロのようなかっこよさとは・・?
嘘をついている理由、ゴルファーというものは本能的に「プロのようなロフトの少ないドライバーでかっ飛ばすのがカッコいい!」と思っている点につきます。
9.5°や8.5°のようなロフトの少ないドライバーで300Y飛ばしたいと本能的には誰もが思っていますが、アマチュアでまねできる人はかなり少ないです。しかし、ドライバーはどんなモデルでも買うのは本人の自由なので、今時であればプロと同じものを使っても特に問題なく使うことが出来ます。
その中でプロと同じモデルの同じロフト表記のものをヘッドスピードも普通のアマチュアが使うとどうなるか?
そうです。全く球が上がりません!キャリーが出ません!
こんな事態になってしまったら、そのドライバーは飛ばないと悪いうわさが立ってしまいます。そのため、メーカーはロフト表記を9.5°と記載し、リアルロフト(実際に測定したロフト角)を10.5°とし、球が上がる仕様としています。
こうすることで、ユーザーは「ロフトの小さいプロと同じモデルを買って大満足!しかも思ったよりも球が上がってキャリーも出て飛ぶ!最高!」という評価を下すのです。
ユーザーの満足度と実ユーザーのヘッドスピードで最も飛ぶリアルロフトを両立することで’売れるクラブ’を開発しています。
これが、表示ロフトとリアルロフトの真実であります。
リアルロフトを見極めるにはどうすればいい?
さてここで上がってくる疑問は、「リアルロフトなんてどうやって計測すればいいの?実際に測ることなんて無理だろうし、けいそくきなんてもちろんないし・・・」ということでも全く問題ありません。
一つ基準のドライバーを感覚的に知っておけば大丈夫です。基準というのは正しくないといけません。もちろん全メーカーがリアルロフトと表示ロフトに差異があるわけではないので、正しい表記クラブのロフト角の顔をじっくり見て覚えることで、表記にどれくらいの差があるのか見極めることが出来るようになります。
ロフト表示角度とリアルロフトが正しいクラブはダンロップスポーツの「ゼクシオ」シリーズドライバーです。このクラブのロフト表記はリアルロフトとほぼ差異がありません。
このクラブのロフトの顔を基準として、ほかのクラブを構えて見比べてみてください。寝ていたり立っていたりするはずです。じっくり見ていけば分かるはず。
そのドライバーがどのような性質があるのかしっかりと見極めて究極に自分に合ったクラブを探す一助となれば幸いです。ゴルフクラブはさらに奥が深い!さらに深い話にも言及していければいいなと思っています!
それでは今日はここまでです!アデュー!
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