こんにちは!サラリーマンゴルファーのTacooです。今日はクリーブランド(SRIXON)の新作ウェッジRTX ZIPCOREウェッジについて紹介したいと思います。
安くてスピンがかかると評判!
ルックスよし・性能よし・価格良しなウェッジ!
(画像はMy golf spyより)
ご覧の画像の様に、このクリーブランドのZIPCOREウェッジは、めっちゃカッコいいウェッジです。
タングステンウェイトの見た目から言うと、テーラーメイドP790アイアンのような形ですが、慣性モーメントを上げ寛容性をアップのための手段だと思われます。
ただし、ただ単に性能だけ上げても従来から慣れ親しんだものと全く違うものになってしまっては売れません。なので性能と見た目の両方をアップさせないといけなかったようです。
ヘッド内部を一から考え直して性能を向上!
統括部長のシェルケさんは「ルックス、打感、シェイプを維持しながら、ブレードウェッジでできることは非常に限られている。これが新しい構造を研究するきっかけになり、ウェッジの内部構造について再度考えるようになった。」とおっしゃっています。
普通、ウェッジというのはほぼ形が決まっていてあまり重心の移動などはできないものです。というのも、フェースをかなり寝かせるのでキャビティなどには成形しづらく、フルショットをする機会も少ないので普通のアイアンほど寛容性を求められていません。
ということもあり、マッスルバックタイプのウェッジが市場のほとんどを占めています。「マッスルバックの形状を損ねることなく、寛容性を上げる」そういう意図をもってこのZip Coreウェッジが設計されたのです。
さらに、ブラックサテンメッキのウェッジも発売されこれはかなりCOOLなルックスをしていて購買意欲をそそられます。
めっちゃカッコいいですね!みんなの注目をあつめることができそうですw
ボーゼルからウェイトを取って重量を再配分
最近のアイアンは重心の位置を変えることで様々な意図を持った設計をしています。このZip Coreウェッジでは、ボーゼルから大幅に重量を取り、それを重心を上げる方向にもっていきました。
ホーゼルからウェイトを除くには限界がありますが、ZipCoreウェッジは低密度のコアで、約16グラム削減できたそうです。おそらくですが、ウェッジにしてはかなり多いと思われます。
このウェッジの重心は中心から1.4mmの部分に配置されているそうです。その他のウェッジはフェースから2.8mmくらいの点に重心を配置しています。こうすることで、扱いやすくかつMOIも上げるということになります。
このウェッジはどちらかというと上級者向けなのでそれほど左右のMOIをアップさせることは考えずに、上下のMOIをあげることに重点を置いたので少し高めのこの位置になったとのこと。
これによって上下MOIは9%改善されたそうです。
設計のシェルケさんは「うまいプレーヤーはトゥやヒールにミスすることはない。しかし、固いライや厚いラフなどでは、特にロフトのあるウェッジでは、上下のミスが起こりがちです。上下MOIを増やすと、フェースの上部にミスしても、スピンコントロールや距離のコントロール、弾道が安定する。」
とおっしゃっています。個人的にはウェッジであればそこまでトゥやヒールにあたることは初心者でもないと思うんですけどねwまあ微小な位置の差はあるとは思いますが。
フェースの溝を密集させスピン量アップ
ウェッジはフルショットする機会がかなり少ないので、フェースの溝をさらに2本追加することによって、チップショット時のスピン量を最大化することを心掛けたとのこと。
目指したのは48°~62°まで一貫したスピン量が出るように工夫をしたとのことです。
熱処理で溝の耐久性も30%アップ!
RTX ZipCoreウェッジには新しい熱処理プロセスを採用したそうです。クラブヘッドは炭素鋼の結晶粒構造が再配置されるまで十分に加熱され、これによりフェースを含むウェッジ全体の耐久性が上がる。
このウェッジをテストすると、全モデルよりも30%ほど耐久性が上がったそうです。これはアマチュアにとってはかなりうれしいですね!長く大切に使い続けることが出来ますし、お財布にやさしいですね。
クリーブランドRTX ZIPCOREウェッジはかなり安い!
このRTX ZIPCOREウェッジはかなりお安く新品で購入することが出来ます。ネット販売で大体13000円前後です。タイトリストボーケイが3万円近くすることを考えるとかなりお手頃な値段です。
ウェッジを買うのを高くてあきらめていた人はこのウェッジなら手が出る人も多いのではないでしょうか?
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