ヤマハRMX120を試打してみた【2019新作ドライバー】

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ドライバー試打

こんにちは!サラリーマンゴルファーのTacooです。2019年の新作ドライバー試打してきました! ヤマハRMX120ドライバーについて試打してきたので感想を書いていきたいと思います。

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ヤマハ RMX 120ドライバーの特徴

ヤマハ RMX 120 ドライバー 2019モデル YAMAHA リミックス 日本仕様

ヤマハの専属契約プロには、男子では去年の賞金王今平周吾プロ、去年の日本プロでメジャー優勝した谷口徹プロ、女子では有村智恵プロ、永井かなプロなどがヤマハと専属契約をしております。その中で、こーんな声が上がっていたようです。

飛距離が一番大事

なんでも開発初期から契約プロが声を出していたようで、ヤマハのクラブは飛距離で他メーカーよりも圧倒的に劣っているという思いが溜まっていたそう。

で、RMX120を使っている賞金王今平周吾プロは「これで飛距離の差が埋まる。以前に比べてボールスピードが2m/s距離で6ヤードは伸びた」と語っております。

んーこれも打ってみたい!と思い試打してきました!前回試打できなかった120を打ってみました。

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最大級の慣性モーメントで寛容性アップ!

ヤマハHPより引用)

画像のように、クラウンからソール(赤くぬってある部分)をリブとネック部分が一体のリング形状(BOOSTRING)にすることで、エネルギーのロスがそぎ落とされ、ボールに集中することで初速がアップする!とのこと。

ヘッドのクラウン部分のたわみのロスを軽減する効果があるとのこと。この考え方は、去年のブリヂストンのXD-3針金クラウンと同じですかね?手段は違えど、クラウン部分のたわんでエネルギーをロスしているのでそれをどうにかしたいという考えは各社同じようですね。

また慣性モーメント(曲がりにくさの指標と考えてください。どこかで詳しく解説したいw)が5180g・cm2と、現行モデルで5000を超えているものはほとんどありません。これは高い直進性が期待できる数値ですね!

詳細スペックと試打ドライバースペック

ヤマハ RMX120のドライバーの詳細スペックは以下です。
ロフト角:9.5°、10.5°(±1°調整可能)
ライ角:59°60.5°(60°61°)
ヘッド体積:455cm2(460)
シャフト長さ:45.5インチ
シャフト調子:先中調子
重さS:299D2(298/D2)
SR:293 D2(292/D2)
R:291/D2(290/D2)
※()内はRMX220の数値

±1°とかいてあるのは、いわゆるカチャカチャでロフト角もライ角も調整できる機能がついているためです。

ちょっと気になった点は、純正シャフトが先中調子(シャフトのしなる点がどこにあるのかということです。先中調子は普通よりもヘッドの近くがしなるであること。普通、クラブの純正シャフトは万人受けするために中調子であることがほとんどです。

中調子にしておけばケガはないはずなのに、あえて先中調子にしてヘッドを走らせて飛ばすということは、ヘッドを走らせても曲がらないものに仕上げてきたということでしょうか?(勝手に推測してますよw)

さて、僕の試打ドライバーのスペックはこんな感じ。
ロフト角:10.5°重さS:299/D2
です。僕のヘッドスピードが42くらいなので、本当に一般アマチュアがちょうどよいスペックです。

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実際に試打してみた

試打した結果はこんな感じでした。始めに僕の中の基準はキャリー(ボールの着弾点)で210ヤード、総飛距離235ヤードを超えると、飛んでいるなと思う感じです。

まあまあ飛んでます!w

5球平均でキャリー201ヤード総飛距離232ヤード。ミート率を見てみると、1.4未満でも230飛んでます。

一番当たったデータをみると、ヘッドスピード42.6、ミート率1.43で247ヤード。RMX220よりは飛んでないですが、その他のクラブよりも十分飛んでますね!

にしても、最大慣性モーメントがきいていそうですよねぇ!どこに当たっても飛んでいます。やっぱり寛容性の高さは偉大

しかも120は220の様にヘッド形状ぼてっとしておりませんので、かなりシャープな見た目でカッコいいです。比較するとこんな感じ。

YAMAHA RMX クラウン(構えたとき)

(画像はhttps://www.gew.co.jp/news/maker-news/g_58654より引用)

左が120で右が220です。120のほうがすっきりして綺麗な顔をしています。

この慣性モーメントの数値で、この形。スゲーす!これで慣性モーメント5000越えか!ピンのG410がまっすぐ行くと評判になっていますが、日本のメーカーも負けていませんね!曲がらない代名詞はヤマハになるかもしれません。

ヤマハ RMX 120の価格は?

気になる価格はどうでしょうか?楽天市場で見てみると約55000です。

ヤマハ RMX 120 ドライバー 2019モデル YAMAHA リミックス 日本仕様

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新作でこの価格はめっちゃ安いと思いますw買います僕。(嫁に見つからないようにw)

まとめ

ドライバーを試打した結果、ヘッドスピード43の僕が最大247ヤード飛ばすことができた。以下が僕の結果です。

すっきり小顔な感じなのに高い寛容性でまっすぐ飛ぶ!
寛容性だけでいえば、220の勝ちですが、操作性・デザインを合わせた総合力は120の勝利!

どっちを買うかはあなたの好み次第ですね。90前後のアマチュアレベルであれば、220のほうが結果は出やすいかと思います。今後うまくなっていきたい、カッコいいクラブを操作もしたいという方は120が買いですね。

石井プロの動画も一度見て頂くと参考になると思います。

おまけ

ちなみに、歴代のドライバーで一番寛容性(慣性モーメント)の高いクラブは、ナイキのサスクワッチSUMO2 5900です。もう結構有名な話かもしれませんね。こいつはなんと真四角の形をしているドライバーで、慣性モーメントを形でルール限界まで上げています。

(GDO HPより引用)

これ、どうです?(笑)10年前からドライバーも進化したと思いませんかw当時はこの形にしないとルール限界まで慣性モーメントの値を上げられなかったのに、RMX220のことを形が気に食わないといいながらも、あそこまで普通のドライバーの形にもっていっているのはすごいことだと思います。

そしてこのドライバーを打ったことがありますが、確かに全然曲がりません!まーっすぐ飛んでいきます。ただし、

カッキーン!

ん?ホームランか?って思うほどすごい音がしますw練習場で打っていると隣の人が振り向くくらい変わった音がします(笑)

曲がらないに対して、払う代償が大きすぎた為、当時は売れなかったそうです(笑)10年の時を経て、それなりの形状、いい打感、いい打音でヤマハが曲がらないドライバーを作ってくれたことに感謝しております。

さらに余談ですが、今現在もうナイキはゴルフクラブ市場から撤退しております。ナイキは当時から曲がらないクラブの開発にたけていたそうで、中でも慣性モーメント関連の特許を一番取得していたそうです。

ナイキがゴルフクラブ市場から撤退した今、その特許をPINGが購入して曲がらないクラブの開発に生かしているそう。なのでPINGのG410は曲がらないと有名になってきているのかもしれません。同期が使っているので、一回借りてじっくり打ってみたいと思います。

ヤマハはその特許を侵害しないようにクラブ設計をしつつ、今の慣性モーメントを実現しているのであればやっぱり日本の技術力ってすごいなと感心させられる次第です。クラブではないですが、僕ももの作りにかかわる人間の一人として、精進しなければならないなと思う次第でございます。

それでは今回は以上です。アデュー!

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