テーラーメイドM6を試打してみた【2019年新作ドライバー】

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ドライバー試打

こんにちは!サラリーマンゴルファーのTacooです。2019年の新作ドライバー、テーラーメイドM6を試打してきました! 反発係数を最大限まで上げたというこのドライバーの性能はアマチュアが打つとどうなのでしょうか

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テーラーメイドM6ドライバーの特徴

 

テーラーメイドは特にウッドが人気なクラブメーカーで、過去のMシリーズのドライバーもよく売れていますし、使用者がとっても多いクラブです。毎年革新的な技術を投入してゴルフ業界をおっ!とおどろかせてくれます。

今作のM6ドライバーにはスピードインジェクションという技術が投入されていて、フェースの反発性能を最大限まで引き上げて飛距離をアップさせたと話題のモデル。

また、ツイストフェースと呼ばれるねじれたフェース面でオフセンターヒット時の球の曲がりを抑える技術も前作M3/M4から引き継がれています。

スピードインジェクションで反発性能を最大化!

スピードインジェクションという技術は、反発性能を下げる技術で、樹脂を図の丸い孔部分から投入することで、反発性能の上限をオーバーしないようにしています。

どういうことかと言いますと、フェースを薄くすれば反発性能はどんどん良くなっていきますが、ゴルフクラブの規制で反発係数は0.830までと規制がかかっています。

なのでテーラーメイドは、製造クラブの全数を一旦この規制値を上回るまで上げてから、スピードインジェクションで規制値以下に下げてルール適合させています。

なんでこんなことしているのかというと、モノにはばらつきがあるので、検査をしたときに万が一でもこの規制値を上回ってしまうとダメだからです。上回らないためにはばらつきの精度を上げることが必要ですがこの精度を上げるには限界があります。

例えば反発性能のばらつきをフェース面の肉厚で管理するときは、±0.05で管理できるとします。この場合に少し余裕をもって中央値を0.77としたとしますと、一番飛ぶクラブが出来た時に0.77+0.05=0.82のクラブになります。

ですが、こんなことはめったにありません。確率でいうと5%を大きく下回ります。なので現実的に我々が手にするクラブの反発性能は0.79とかそれくらいのものを手にする確率がほぼ確実。

一方で、樹脂で反発性能を管理するとすると、ばらつきが-0.02~-0.01で管理できるということで、ばらつきの幅を小さくすることができるのです!樹脂は反発を落とす方向に働くので、いったん反発性能の中央値を0.830としておけば、一番いいクラブを手にしたときに0.82のクラブを手にすることが出来ます

バラつきの中央値でも0.815のクラブとなり、肉厚を管理するクラブに比べて反発性能の高いクラブを作ることができます。

始めてこの話を聞いたときは、さすがアメリカのメーカーは考えることが違う!と思いましたねー!日本のメーカーなら、肉厚の管理を徹底的に行ってばらつきを±0.05から±0.03にして反発性能の良いクラブを作るところですが、逆転の発想で反発性能を落とすなんて考えたこともなかったので、本当にすごいと思います

ということで、反発性能が最大限まで高まったこのM6はどんな性能を示すのか試打してきました。

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