こんにちは!サラリーマンゴルファーのTacooです。今日はテーラーメイドの新作パターの紹介をしていきたいと思います。

センターシャフトの欠点を補った最高のパターかも?
ゴルフクラブの欠点を消した新しい形のパター
(画像はGDOより)
上の写真のようなパターがテーラーメイドトラスパターです。いかにも変なところがあるのはゴルフをちょっとしたことがある人ならすぐに気づくはず。
そうです。ネックの部分がなんか変な形になっているというところです。こんな形になっているって当然どんな意味があるんだ?とか構えた時変な感じしないか?と思う方が多いはず。
テーラーメイドトラスパターのネックの意味は?
ユニークなネック形状が特徴の #トラスパター シャフトとヘッドを三角形でつなぎ、安定性を高めました。#テーラーメイドゴルフ #テーラーメイド pic.twitter.com/YYKz6JEiYd
— テーラーメイドゴルフ Japan🇯🇵 (@TaylorMadeJapan) February 17, 2020
テーラーメイドの公式ツイッターでも少し語っているように、’シャフトとヘッドを三角形でつなぎ安定性を高めました’と有ります。
まあこの通りなのですが、どういう理屈か意味わからんという人のために自分なりに解説していきます。
まずパターに限らずですが、ゴルフクラブというのはフェースのヒール側にネックがあります。これがゴルフを面白く(苦しくw)している要因と言っても過言ではありませんw
詳しくはゴルフクラブの重心の記事に譲りますが、シャフトがヒール側についていることでフェースの芯で球をとらえることが極端に難しい形状ということが出来ます。
これはパターという非常に当てることが簡単なクラブについても言うことが出来ます。アマチュアは止まった球をパターで打ったとしてもきちんと毎回真芯で捉えることはほとんどないといってもいいでしょう。
フェースの芯で球をとらえた時には設計通りのきれいな順回転がかかり、ラインに乗りやすくなりますし、最後の一転がりも違ってきますので必然的によくカップに吸い込まれます。ですが、芯を外して打つとヘッドがぶれてしまい方向性も悪くなるし、球の回転もきれいな順回転とはならずに外れてしまう。
そこで、トラスパターの技術の登場というわけです。このパターような三角形でネックとフェースをつなぐことで、芯で捉えなかったときのヘッドのブレを最小限にしています。俗にいう慣性モーメントを高めてぶれを少なくするというものです。こうすることで多少芯を外したとしても、さほどぶれずに思った通りの方向に打ち出すことが可能になります。
また、もっともこのパターの利点を生かせるのがセンターシャフトのものです!というのもセンターシャフトの恩恵を十分に受けつつ、かつ欠点を消しているのがこのパターであるからです。
センターシャフトのパターはシャフトの軸線上に芯があるという構造上、その他のどんなクラブやパターよりも芯で球をとらえやすくなっています。それに反して、少しでも芯を外してしまうと、ヘッドがぶれて思った通りの方向に打ち出すことが出来なくなります。
このトラスパターはその欠点を見事に打ち消したといえます。たとえ少し芯を外したとしても、先に述べたように軸廻りの慣性モーメントを高めるような構造となっているので、ヘッドがぶれにくく思った通りの方向に球を打ちだしやすい。
かつ、センターシャフトであるので球を芯で捉えやすい!ということは芯で捉える確率もあがる上に外したとしても球がぶれにくいという理論上最強のパターだということが出来そうです。
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